看護助手という仕事は僕には向いてなかった。
過去の日記を見てみると僕は職場の人間関係で苦しんでいたことが思い出される。
抑圧された怒りや不満を日記にぶちまけている。
確かに今思うと強烈な人は何人かいた。
中には言い方がきつく、あきらかに理不尽な物言いをされ腹が立つこともあった。
だけど基本的に、何を言われても僕は、はい、と、すみません。
この二言しかいわなかった。
一番下っ端だし口答えしても自分に利益があるわけでもない。
特に僕に何か言ってくるのは特定の3人しかいなかった。
この3人は他人の話を聞かないタイプだ。
正確に言えば、自分より下の人間の意見を聞かないタイプの人間だ。
こういうタイプの人間に口答えをすれば火に油を注ぐことになる。
08月27日
転職先も決まってるしバックレしたいくらい仕事をやめたい。
ほんとに胃が痛くなるくらい気を使う職場だ
ほんとにやめたいし行きたくない
鍼灸はできないけれど癌患者さんや透析患者さんが多く入院しているこの病院で働けばいろいろ得るものがあるとおもって働いた。
確かに得たものはあった
三年かけて勉強したこと。
病理学や臨床医学の教科書に載ってるまんまの人が目の前にいる。
文字で学んだことが実際にこの目で見て、あの時勉強したことはこういうことだったのかと深く理解できた。。
ほんとにそういう状態になってしまうんだ、教科書に載ってないけどこんな症状が出るのかとか。。
だがもう限界だ。
職場にほんとにウマが合わない人間がいる。
僕のことが気に食わないんだろ。
ほかの人間がいるときは黙ってて二人になったときだけ罵詈雑言を言ってくる。
何言っても俺が黙ってると思ってんだな、この土かぶったサツマイモみたいな顔した女は。
ほんとは名前があるんだが俺は勝手にバケモノってあだ名つけて呼んでる。
もちろん他人にははなさない。女の職場で悪口は命取りだからね。
いつも笑顔だよ。我ながらこんな職場で笑顔が毎日作れるなんてあきれるよ。完全に仮面。
まぁ仕事だからな。俺はいつもどうり冷静に仕事の対応をするよ。
いかんな。イラついてる。
だけど一ヶ月遅れで入った後輩のおじさんは我慢できずにきれてしまって今日正式に解雇されてたな。
総務課によびだされて。
今月いっぱいで解雇。
私はやめない。
解雇は不当だ。
来月もここに、仕事に来るし私は戦うってロッカールームで息巻いてたな。
むかつく上司にキレたくなる気持ちもわかるよ。
でも相手にしなければいいのにとおもうよ。
どんな職場にもむかつくやつはいるんだし、理不尽だとか言い方きついとか気持ちはわかるよ。
でも女の職場で逆らったらだめだな。自分が悪くなくてもね。
我慢して慣れてくればムカつく人間のいなし方とかわかると思うけどな。
戦ってまで、こんな職場に残りたいと思う気持ちがわからねーよ。
ムカついて冷静じゃないからか。
歳もいってるし仕事がないのだろうか。
どっちかわかんねーけどお互い大変だな。
おれもいろいろ大変なんだよ。
俺なんか明日にでもやめたいよ。
はやく転職先で働きたいよ
自分を高めれる場に身をおきたい
文章から相当イラついてることがわかる。
当時は、希望に胸を膨らませて入社した。
僕は病院で鍼灸治療をしたかった。
病気になった人を東洋医学で治したい。
西洋医学の足りない部分を東洋医学を補填したい。
ぼくがその歯車になりたい。でもそんな職場はない
ならばまずは看護助手で働いてチャンスがあればやらせてもらいたい。
鍼灸師という国家資格を持っているんだ。
誠実にまじめに働いていればじゃ、患者さん治療してみるって?って声をかけてくれる先生に出会えるかもしれない。
じゃあ私を治療してみてっていってくれる患者さんがいるかもしれない。
そう思っていた。
でも働いているうちに、あぁ、そんなことは絶対ないんだってわかってきた。。
僕は何も知らなかった。だんだん現実が見えてきて絶望。
ここにいても将来的に得るものがないと判断した。
だからやめることにしたんだ。
仕事がつらくても給料が安くても長い目で見て得るものがあればその仕事を続けられる。
だけどそれもなければ続ける意味がない。話は変わるが、あのロッカールームで一緒になったおじさんは、なぜあの職場にしがみつこうとしていたのだろうか?
早い段階で辞めた方が、お互い(職場とおじさん)にとっていいような気もするが。
あのおじさんは、今はどうしているのだろうと、たまに考えることもあります。
追記
上記追記を書いてさらに数年がたった。
私もロッカールームでキレていたおじさんと同い年になった。
お金の問題ではなかったのだと思う。私もそのおじさんの上司にあったことはないのだがかなり問題のある人だと話は流れていた。。相当揉めていたのだと思う
日記を読み返してみると自分本位の考えのみ、下調べなしで突っ込むように生きていた。それはうまくいかないなと思う。
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